アパート・マンションの入居前は設備の確認を!【よく見逃してしまう大事なポイント】

アパート・マンションの入居前は設備の確認を!

鈴木
鈴木
内覧では気付かなかったけど住んでみたら失敗だった・・
加藤
加藤
住んで色々使い始めたらひどさが分かった。。

アパートやマンション選びでこのような失敗をしないために、

この記事では見逃しがちなチェックポイントについて書いていきます。

 

アパートやマンションを選ぶ際、多くの人は立地や間取り、築年数や家賃はチェックするでしょう。

しかし、ネットの写真や内見では気付かなかったけれど、実際にアパート・マンションに入居してみたら不便や不満を感じることが多くあります。

なぜアパートやマンションに入居してから不便や不満に気付くのか?

それは、ぱっと見では分からないところにアパート・マンション選びの注意点があるからです。

私はガス会社に勤めており、年間1,000件以上アパート・マンションといった集合住宅の引っ越しに立ち会っております。

引っ越し後に気付くお客様のトラブルや不満の声も沢山聴く中で、物件選びにおける注意点についても分かるようになりました。

そこで、マンション・アパート選びをする際、見逃しがちな注意点についてご紹介致します。

【本記事の信頼性】

・ガス会社の勤務歴10年以上

・集合住宅の入退去対応2,000回以上経験

入居前には給湯設備の確認を!

入浴は一日の疲れを癒すのに、多くの人にとって大事な時間です。

ところが給湯設備がしっかりしていなければ、お風呂の時間も残念なものになってしまいます。

お風呂の時間を楽しみにしていたのに、アパートやマンションに入居してからがっかりしたという声も何度も聞いています。

注意点①:温度設定はリモコンで出来るか?

お湯の温度設定をするためのリモコンはついているか確認しましょう。

リモコンが付いていれば、リモコンの設定温度でお湯が作られるので、無駄なガスを消費せず光熱費も抑えられます。

 

リモコンがついていない場合は温度を水栓で調整することになります。

水とお湯の量で温度を調整するのは使い勝手が悪いですし、ガスや電気も無駄に消費します。

温度設定のリモコンがついているかどうか、よく確認しましょう。

 

注意点②:給湯設備の熱源は何か?

アパート・マンションの給湯設備における熱源は大きく分けて、プロパンガス、都市ガス、電気があります。

プロパンガスの場合はガス料金にご注意ください。

プロパンガスは会社ごとに料金が違うので、場合によってはもの凄く高い場合もあります。

アパートやマンション入居前にガス会社に料金を確認した方が良いでしょう。

また、光熱費を抑えたい方はオール電化の物件を選ぶかもしれませんが、その場合も注意が必要です。

オール電化の物件にはよく電気温水器がついていますが、電気温水器はタンクの容量によってはすぐにお湯切れをおこしてしまいます。

お風呂にお湯を溜めてシャワーを使っていたらお湯が出なくなった、なんてことにもなりかねません。

 

お風呂につかりたい方は、タンクの容量が十分なものか注意した方が良いですよ。

また、ガス給湯器に比べて電気温水器はお湯の水圧が著しく弱いのも特徴です。

熱いシャワーを存分に使いたいなら、プロパンガスか都市ガスの給湯設備を持つ物件がおすすめですね。

注意点③:追い炊きは可能か?

お風呂に浸かりたい方なら追い炊き機能のある給湯設備の方が良いですよね。

浴槽の中に丸い循環口が付いていれば追い炊き機能があります。

浴槽の中を注意して見てみて下さい。

入居前には空調設備の確認を!

近年の猛暑などを思うとエアコンは欠かせられない設備ですが、アパートやマンションによってはエアコンの設備が酷い場合もあるので要注意です。

アパートやマンションの入居前にエアコンを確認して、状況によっては事前に交換してもらった方が良いですね。

注意点①:製造年は何年?

エアコンの製造年は室内機にシールが貼ってあるので、シールを見れば確認出来ます。

製造から15年以上経過しているようなエアコンの場合、最近の製品に比べて電気代を多く消費します。

 

また、古い物件だとガスエアコンが付いていなんてケースもあります。

ガスエアコンは現在生産もされておらず、メンテナンスも効きません。

古いエアコンに注意して、場合によっては入居前に交換してもらうことをおすすめします。

 

注意点①:エアコンの運転音は静か?

アパートやマンションを内見出来るのであれば実際にエアコンを作動してみたほうが良いですよ。

エアコンは古くなってくると室外機の運転音が目立つようになってくるので注意が必要です。

暑い夜にエアコンをつけたら、室外機の音がうるさくて眠れないなんてことにもなりかねません。

室内機がうるさいケースもあるので注意が必要です。

あると便利な設備がついているか確認!

給湯設備・空調設備は必ず必要なものですから注意した方が良いですが、その他にあると便利な設備についてもご紹介します。

浴室暖房乾燥機

浴室に浴室暖房乾燥機があれば選択が楽になります。

梅雨や雨の時期でも乾かせますし、花粉が気になる季節にも役立ちます。

暖房機能もあるので、冬場のヒートショック対策にもなりますね。

温水便座

トイレの便座を確認してみましょう。

綺麗好きには欠かせないツールですね。

テレビドアホン

防犯性が気になる方はテレビドアホンが付いていると良いですね。

訪問者の顔が分かるのはもちろん、不在時の訪問も画像と時間の履歴を残してくれるタイプもありますよ。

宅配ボックス

一人暮らしや仕事で不在にするケースが多い方に便利なのが宅配ボックスです。

最近は共有スペースに宅配ボックスがついている物件も増えてきましたね。

WiFi

ネット環境が欠かせない今の時代、WiFi設備を導入している物件も多いですね。

通信料が家賃に組み込まれているところも多いので、管理会社に確認してみて下さい。

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